サリヤの造花についての補足資料
昨日の記事を自分で読み返していたのですが、どうにも章ごとの文脈すっ飛ばして書いていました。なんか書いてるうちに思考があちらこちら飛んで行っちゃってた感じです。
言い訳はさておいても、あれを資料にサリヤを使えるかと言われると心底自信がなかったので、補足資料を作ることにしました。
1.カード分類についての補足
2.造花プランについての補足
3.おまけ
1.カード分類についての補足
先の記事の「2.サリヤのカードの意識と分類」の項に書いてあるカード一覧のことを、改めて「造花変動表」と命名します。
造花変動表
+ALL : Omega-Burst (以下OB)
+3 : Roaring (以下Ro)
+2 : Julia's BlackBox (以下JB)
+1 : Ro
-1 : Burning Steam (以下BS)、Shield Charge (以下ShC)、Steam Cannon (以下StC)
-2 : Waving Edge (以下WE)、Ro、Turbo Switch (以下TS)
ちょっとだけ色塗りしてみました。「+」には青系、「-」には赤系を塗ってます。
で、申し訳ないのですが新しい概念を導入します。「目的となるカード」と「手段となるカード」です。
目的となるカードのうち、OBとJBは制限が造花の燃焼数にかかっており、効果を発揮するにはなんらかの手段で造花を燃焼する必要があります。「+」方向のRoは制限が集中力と造花に関わってくるのでまた別のものですが、これは高度技能なので、いずれ対戦していくうちに理解できるようになればOKだと思います。
そして手段となるカードは攻撃札が過半数を占めています。なので、目的となるカードを採用する場合には、主に攻撃札の燃焼数が目的に噛み合うように使用する必要があります。
また、ShCとTSは少しだけ特殊で、手段となるカードでもあり、目的となるカードに近い性質も持ちます。
これらを踏まえた上で、改めて造花プランの補足に移ります。
2.造花プランについての補足
上の項でも紹介した通り、ShC、TS、OB、JBの4枚が特に、目的となるカードのために造花の運用を考える必要が出てきます。先の記事で10パターンのデッキを紹介させてもらったのですが、以下のように3つのグループに分けてみます。
デッキの内容については先の記事を参照の程。
グループ1 燃焼計画の制限が小さいタイプ
(「目的カード無しorOBのみ」且つ「燃焼の順序の制限無し」)
No.1 「1-3-X」型 (BSWEのみ系)
No.6 「2-3-X」型ver.1 (スチカン系)
グループ2 燃焼計画の制限が多少あるタイプ
(「目的カード無し」且つ「ShC、TSのため燃焼の順序に軽い制限有り」)
No.5 「1-4-X」型 (シルチャ系タイプ1)
No.7 「2-3-X」型ver.2 (シルチャ系タイプ2)
No.8 「[1+X]-[2+Y]-Z」型 (ターボ系タイプ1)
No.9 「[1+X]-Y-Z」型 (ターボ系タイプ2)
グループ3 燃焼計画に強い制限がかかるタイプ
(「JBのため燃焼の順序やタイミングに強い制限有り」)
No.2 「3-2-2」型 (ロア箱系タイプ1)
No.3 「3-3-2」型 (ロア箱系タイプ2)
No.4 「3-2-X」型 (ロア箱系タイプ3)
No.10 「[3+X]-Y-Z」型 (サリヤスペシャル)
この認識の有無でデッキの見え方がだいぶ変わってくるかなと思います。
補足として、OBは目的となるカードですが、相手の攻撃札次第で必要な燃焼数が変わるなどするので、JBよりは軽い制限として扱っています。
グループ分けはしていますが、実際のデッキで制限の強さは変化します。
例えばグループ1やグループ2は記事内ではJBは採用に含めていませんが、一部を除き採用を否定はしていません。実際にJBを採用するとなった場合はグループ3と同様強い制限がかかるようになります。OBも同様に軽く制限がかかるようになってきます。
逆に、グループ3のデッキからJBを不採用にすると、制限は小さくなります (その分出力は下がると思います) 。
目的となるカードは造花の制限が必ず付加されます。これを手段となるカードでどのように達成するかが重要なポイントです。
3.おまけ
ここまで書いてようやく私の中で具体化されましたが、「造花の制限」は「造花の計画を必要とする」ものだと考えます。「制限の強さ」は「要求される計画の綿密さ」にあたるものかなと。
記事を書いた後で、漏れていた部分がようやく言語化できたような気がしました。
あとこの記事書いてる最中、目的となるカードの切札の枠に造花が回復するものが並んでるのを見て「よくできてんねえ」と思いました。造花を回復するカードのためにせっせと造花を燃焼させてるわけなので……まあ燃焼に攻撃が伴うので、それがサリヤのサリヤらしい戦い方ということなのでしょう。
改めて、サリヤを使い始める人の助けになれば幸いです。
画像:ふるよにコモンズ/BakaFire,TOKIAME
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