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♡レンリのうそのつきかたこうざ♡第2回、「玄塗り」と「魚吊り」で駆け引きしよう♡

 

 レンリのうそのつきかたこうざ、第2回! 今度はレンリの守りの要、「玄塗り」「魚吊り」について教えちゃいます! 予習復習はこっち。各講座の初めで、復習しやすいように目次のページのリンクを張ってあげます。

 桜花決闘は大変危険な戦いなので~、自分の身の守り方は覚えましょうね?

 

 

 

 

♡相手の攻撃と「魚吊り」で駆け引き♡

 

 

 ではでは今回も、わかりやすい方から説明しましょー。玄塗りって、レンリから見ても難しいカードですからね。魚吊りはテキストも少ないし、みなさんも理解しやすいんじゃないですか?

 

魚吊り

 行動/対応

 偽証 (偽証は対応では行えない)

 間合 →1 ダスト

 

 間合が変化する対応は桜降る代でも特に強いと多くのミコトがご存じかと思いますけど、その中でも「(手札以外の)自分のリソースを支払わない」、「相手が追撃しづらい、間合が近づく」対応として、とーっても強いカードです。レンリの数ある魅力の一つ♡

 でもでも、対応で強いんだよ~というだけだと、やっぱり「使いこなせてる」とは言えませんからね。強いカードこそ、面白い使い方を覚えてくださいね?

 

近い間合へ偽物で近づこう

 

 嘘突きが打てるような間合、例えば間合2から対応でもないタイミングで使用された魚吊りって、どうなると思いますか?

 現象としては、レンリのターンに間合が2から1になる、です。これくらいはわかりますよね? じゃあ、それってどういう意味があるんでしょう?

 レンリも間合1がとっても得意ってわけじゃないです。けど何もできないわけじゃない。でもでも、桜降る代って色んなメガミさんがいらっしゃるのでー、例えば間合1なんて本当の本当に何もできないなんてこともあるわけです。この状況を作り出すことこそがレンリの身の守り方の一つなのですよ。

 自分の宿すメガミの攻撃間合から遠ければ遠いほど、ミコトさんは基本動作の負担が大きくなります。所謂「れんじろっく」という戦法ですね。多くの有名なれんじろっくは遠くへ遠くへ離れていくことが多いですけど。レンリのものは逆で、どんどん相手に近づくことで相手の間合から離れる。そうやって相手の作戦から逃げることで、相対的に自分が有利にするのです。当然ユキヒライラには効きませんから気を付けてくださいね。

 

 対応カードを使って間合を近づけるなんて意味ないって? ノンノン、それは違います。だってこのカードには「偽証」がついてますからね!

 

 嘘突きの説明の時、余ったカードで偽証嘘突きをする、みたいな話をしたのですけど。どうしても身を守る必要があるなら本物の魚吊りを持ったまま偽物の魚吊りを出しましょう! そうすれば、対応の準備を崩さないまま相手の作戦を妨害することだってできちゃいます

 

本物、見せちゃいます?

 

 でもでもやっぱり、魚吊りって攻撃カードじゃないので、反証されやすいんですよー。いやになっちゃいますよね。ぷんぷん。嘘なんてついてないのに~。

 相手のミコトさんからすれば、反証に失敗しても大きなダメージになりづらいし、レンリ自身の追撃も難しくなりがちなので、大きな裏目が少ないことが多いのですよ。

 じゃあやっぱり、本物の魚吊りで近づいてみませんか?

 さっきの話と食い違ってる? 本末転倒? いえいえ、それも違います。なぜならこの魚吊りの真の目的は「相手に反証させること」ですからね!

 

 魚吊りを偽証で出して反証失敗してもらえたら、もちろん焦燥1回です。魚吊りが攻撃カードじゃないとは言っても、ダメージはしっかり受けてもらえます。そして、反証失敗をしたということは、煽り殺陣とルルララリの条件も達成! こっちの方が大事なことの方が多いかも?

 焦燥1回が欲しい時っていうと、レンリ自身というよりはお隣のメガミのサポートとしてオーラダメージが特に大きな意味を持つ時でしょうかね。これはお隣のメガミとよくよくご相談のほど。

 翻って煽り殺陣とルルララリはすごいですよ、ルルララリなんか間合が近づいた上焦燥にルルララリの攻撃ダメージとターン終了時の効果でオーラダメージが合計3、ライフダメージは2なので、リソースが粉々になっちゃいます。煽り殺陣の方は、相手のミコトさんが「貴重な対応札を捨て札にしてくれるなら焦燥1回も受け入れよう」って反証してくれてるはずなのに、なぜか全然違うカードが捨て札にあってしかも畏縮した、レンリ側が魚吊りで防御してることも確実、なんて状況ですからね。

 相手と駆け引きするには、こういう使い方もできてこそ! レンリを使いこなしたいなら、ぜひぜひ覚えてくださいね

 

 

 

♡相手の離脱と「玄塗り」で駆け引き♡

 

 

 さてさてお次は、攻撃カードでありながらレンリの中でも特に難しいカード、玄塗りについてお話しましょー。

 

玄塗り

 攻撃/対応 適正距離1-5、1/2

 偽証 (偽証は対応では行えない)

 【攻撃後】このターン中にダストから桜花結晶が移動しているならば、対応した《攻撃》に以下を行う。

  その《攻撃》はオーラへのダメージが3以上ならば-1/+0、そうでないならば+0/-1となる。

 

 とってもややこしいですね! ルール的にもちょー難しいですが、それはここでは置いといて。

 このカードの面白くてつよ~いところを、今から2つに分けます。そのほうがわかりやすいですからね。

 

オーラの少ない相手を華麗におしおき

 

 まず一つ目、「攻撃 1-5 1/2」としての使い方をお教えしますね。といっても、桜花決闘でレンリを宿そうって思ってるミコトさんならすぐにわかりますかね? もちろん、オーラへとダメージを与えること、

 ではなく、オーラが少ない相手のライフへお灸を据えること、です

 

 レンリちゃんはかよわいのでー、なかなか相手のライフに思うようにダメージを与えることが難しいのです。ユリナサイネなんかとは比べ物になりません。なので相手のミコトさんは、許されるなら攻撃をオーラで受けてライフを守った方がいいのです。普通は。でも、この玄塗りがあれば、そしてレンリを宿すミコトさんに度胸があれば、偽物の玄塗りと本物の玄塗りを出すことで、オーラを1以下まで減らすこと自体をおしおきできるわけです。

 レンリを宿すミコトさんに必要なのは、相手が自分を舐めてくれるかどうかがわかること、そして自分に度胸があるかどうかを理解していること。どちらかを見誤ると、玄塗りでおしおき、なんて機会は絶対に来ませんからね。

 ちなみに、間合は1-5と広いので、例えば魚吊りで近づきながら嘘突きの反証失敗と合わせて奇襲したり、お隣のメガミの手痛い攻撃からの追撃として使ったりもできますから、覚えておくといいことがあるかも?

 こっちは対応って部分を意識しないので、わかりやすかったんじゃないでしょーか?

 

相手の基本動作におしおき

 

 二つ目は、対応であることとながーいテキスト部分に注目していきますね。

 まず「このターン中にダストから桜花結晶が移動しているならば」。この条件は、桜花決闘でよくあるパターンだと、纏い、離脱、付与を展開してダストから納める、効果でダストから間合に移動させる、みたいなことですね。次に「オーラへのダメージが3以上ならば-1/+0、そうでないならば+0/-1」。つまり、オーラダメージの大きい攻撃はオーラダメージを減らし、逆にオーラダメージの小さい攻撃はライフダメージを減らします。

 ひとまずダメージの軽減については、そうなんだー、と思ってもらって構いません。どうせ「どのように対応で生き延びるべきか」なんてその時々で変わりますからね。基本的には桜降る代で最も見る機会が多いであろう2/1の攻撃を2/0に軽減できればより身を守りやすくなると思いますから、意識してみてくださいな。

 

 今回覚えてほしいのは、効果の条件文の方。纏いや離脱から攻撃しようとするとき、玄塗りのダメージ軽減が機能しやすくなるわけですね。ところで、魚吊りの時、間合を近づけることで相手の攻撃間合から離れるって話をしたの覚えてますか?

 前に前に進むことは相手の攻撃から逃れる方法としてとってもわかりやすいですけど、逃げ切れないことだってよくあります。相手だって勝ちたいと思っているはずなので、食らいついてくるのは当たり前です。でも、間合の合わせ方が離脱やカード効果の移動などで間合を離す方向の場合は、玄塗りで容易くダメージを軽減することができちゃうんですよ。中距離のメガミは、特に手札を纏めていっぱい攻撃することで成果を得ようとすることが多いですが、玄塗りはそれに対する防御力としてとっても優秀。「玄塗りがある」と思わせることで攻撃を踏みとどまらせることができることもあるほどですから。ちなみに、攻撃する前に付与を展開しがちな、例えばメグミなんかは離脱させなくても結構な頻度で玄塗りで防御できますので、覚えておくとよいかも?

 

 ところで、この玄塗りの条件に引っかからずに間合を離す方法があります。みなさんわかりますかね? そうです、「後退」。実は玄塗りは「後退してから攻撃」とされると、ダメージを軽減できません。

 じゃあ全ての相手はダメージを軽減されないために後退するのか? というと、それは否です。オーラが少なくなって、ダメージが軽減されなくても玄塗りをライフで受けないといけないのなら、それは本末転倒だからです。

 となると、レンリのミコトがやるべきことはわかりますね? 相手にこう要求するわけです。「離脱して玄塗りでいなされるか、後退して顔に玄塗りを喰らうか選びなさい」と! そのためにも、相手のオーラを減らしたり間合を近づけたりといった工夫をするようにしましょうね?

 

 

 

♡第2回おわり♡

 

 

 というわけで、第2回も早くもしゅーりょーです。今回は普段意識することになるであろう、通常札の対応カード「魚吊り」と「玄塗り」についてお話しました。

 第3回は偽証をもっともっと面白くするカード「煽り殺陣」の意味と、とってもつよーい使い方を解説予定! みなさま、ぜひともお楽しみに♡

 

 

 

画像:ふるよにコモンズ/BakaFire,TOKIAME

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